ガレージハウスの耐震性は大丈夫?耐震性を高める設計をチェック
2021年9月9日
大河内 琢久哉
札幌
こんにちは!ガレージハウス・土間のある家をご提案するアメカジ工務店 大河内です。
マイホームを購入する際に気になるのが、住宅の耐震性。
なかでも、ガレージ(車庫)が建物の中に組み込まれているガレージハウスは、間口部が広いため耐震性に不安を持っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ガレージハウスの耐震性についてを解説。
ガレージハウスの懸念点や耐震性を高める設計とともにご紹介します。
ガレージハウスの耐震性は低い?高めるポイントとは
ガレージハウスとは、その名の通りガレージ(車庫)+ハウス(住宅)のこと。
家とガレージが一体になっているため、雨に濡れることなく車の乗り降りができたり、趣味の部屋やアウトドア用品の収納部屋として使ったりと、さまざまな使い方ができる人気の住宅デザインです。
しかし、「ガレージハウスは耐震性が低い」という話を、耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか?
これは、1階部分に大きなスペースを有するガレージを設けると、どうしても1階部分の壁が少なくなってしまうことが原因です。
特に間口が広いガレージを作る場合は壁が少なくなるため、構造的に耐震性が低くなってしまいます。
しかし、耐震性が低いガレージの原因は、主に設計上の構造計算が足りていないからです。
例えば、1階がガレージ、2階が居住空間となっている2階建てのガレージハウスの場合、間口部分が地震に対する強度が不十分な設計は避けた方が良いでしょう。
ガレージハウスの耐震性を上げるには、構造上の弱点を見極めたうえで、バランスを計算して設計する必要があります。
耐震性を高めるためには、鉄骨やコンクリートを用いる他、梁を太くしたり、強度の高い建材を使用したりと、構造上の耐震性が弱い部分をカバーすることが重要です。
耐震性の不安はガレージハウスの実績豊富なハウスメーカーへ相談を
ガレージハウスの新築を検討しているなら、ガレージハウスが得意なハウスメーカーや工務店にお願いするのが安心。
アメカジ工務店では、ガレージハウスの施工事例が豊富です。
もちろん、安心してガレージハウスでの生活を楽しんでいただけるよう、耐震性にも工夫を凝らしています。
在来工法と2×4工法を組み合わせた「ソリッドフレーム工法」や、地震や強風などの水平方向の揺れに強い「根太レス工法」を取り入れ、耐震性・耐久性の高いガレージハウスを実現しています。
詳しくはアメカジ工務店の構造について紹介した「快適で頑丈な家づくり。」もご参考くださいね!
ガレージハウスの魅力は?耐震性の高いガレージハウスで暮らしを楽しく
ガレージと家が一体となっているガレージハウスは、車愛好家のみならず、家族みんなで楽しく活用することができる様々な魅力やメリットがあります。
①車や人を雨風からしのげる
ガレージハウスはカーポートと異なり、駐車スペースが壁とシャッターで囲まれているため、雨や風をシャットアウトできます。
横殴りの雨が降っても車が雨風にさらされることがなく、さらに雨や雪が降っているときでも濡れることなく荷物の積み下ろしができます。
②高い防犯性がある
ガレージ内は壁とシャッターで囲まれているので、車にいたずらされたり、車上荒らしにあったりする心配がありません。
③自然災害から家財を守れる
1階がガレージ、2階が居室空間のガレージハウスの場合、豪雨による浸水があった場合は家財などの被害を最小限に止めることができます。
④さまざまな用途に活用できる
ガレージは車の保管だけではなく、バーベキューやホームパーティーをしたり、趣味の部屋やくつろぎスペースにしたりと、幅広い用途で活用ができます。
ガレージハウスのメリットについては、「ガレージハウスのメリット・デメリットとは?知っておくべきポイントも」でもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
魅力たっぷりのガレージハウスは耐震性を高めることも可能!
ガレージ(車庫)が建物の中に組み込まれているガレージハウス。
間口が広いガレージを作る場合は壁が少なくなるため、構造的に耐震性が低くなってしまいます。
しかし、鉄骨やコンクリートを用いるほか、梁を太くしたり、強度の高い建材を使用したりと、構造上の弱点を見極めたうえでバランスを計算して設計したガレージハウスは、高い耐久性を維持することが可能です。
アメカジ工務店では、ガレージハウスや土間のある家など、楽しく暮らす一戸建てをご提案しています。
耐震性に優れた、ご家族で趣味や遊びをとことん楽しめるお家をご検討中なら、ぜひアメカジ工務店にご相談くださいね!