ガレージに換気扇は必要!その理由やより良い換気方法をご紹介
2022年7月5日
大河内 琢久哉
札幌
こんにちは!ガレージハウス・土間のある家をご提案するアメカジ工務店 大河内です。
ガレージを作る際には、換気扇の設置をぜひ検討しましょう。
換気扇の設置はガレージの環境整備になり、大切な愛車を守ることにもつながりますよ。
今回のコラムでは、ガレージへの換気扇の必要性について解説。
ガレージに換気扇が必要な理由や、効果的に換気するための換気扇の取付位置や活用方法などを紹介します。
また、換気扇以外の換気方法についてもあわせてお伝えしますね。
ガレージに換気扇が必要な理由をチェック!
大切な愛車を守るガレージも、換気扇を付けてしっかり換気をしましょう!
窓でも換気はできますが、やはり換気扇の方が効率的・効果的に換気が可能です。
ガレージで換気をする目的は主に、湿気対策、排ガス対策、高温対策の3つです。
湿気対策
ガレージは密閉された空間なので、湿気がこもりやすいです。
湿気がたまるとガレージ内にカビが生えたり、サビの原因になったりして、ガレージの状態が悪くなってしまいます。
車やバイクのパーツなどにもサビが付いてしまっては大変!
落とすのも大変ですし、大切な車やバイクが傷んでしまいます。
そのため、換気扇を付けて換気を行い、湿気を逃がしたり空気を循環させたりしてカビやサビを防ぐのです。
排ガス対策
ガレージへの入出庫やアイドリング状態での手入れなど、ガレージ内でエンジンをかけている機会があれば、排ガスが排出されます。
バイクなど、外でエンジンを切ってガレージ内に運ぶ場合も注意。
エンジンを切っても、しばらくはガレージ内に排ガスが充満します。
排ガスには人体に悪影響のある一酸化炭素が含まれており、最悪の場合、命を落とすおそれもあります。
そのため、ガレージ内に排ガスがたまらないよう換気扇で換気が必要です。
家とガレージがつながっているガレージハウスの場合も、室内に排ガスが侵入しないよう外へ逃がしてあげる必要があります。
また、ガレージ内で車や部品の塗装をしたときに発生する揮発性のガスなども、同様に換気で外へ逃がさないと危険です。
高温対策
ガレージは居住空間のような断熱対策がなされていませんから、真夏にはガレージ内の温度が上がりがちです。
車やバイクのパーツの中には、非金属や樹脂などで高温によって変色や劣化が進んでしまうものも少なくありません。
換気扇で効果的に空気を入れ替えることで、真夏にガレージ内が高温になることを防げます。
ちなみに、家とガレージが一体になっているガレージハウスなら、居住空間と同様に断熱を施すことも可能です。
ガレージの換気扇、取付場所やより良い活用方法は?
ガレージの換気扇は、シャッターや大きな窓の反対側に設置するのが効果的です。
シャッターや窓の近くだと、そこから入ってきた外の空気を吸い込んでしまい、ガレージ内の空気をしっかり排出しにくくなってしまいます。
可能であれば、高い位置と低い位置にそれぞれ設置するのがおすすめ。
下にたまりがちな湿気を含む重たい空気は下部の換気扇で排気、上昇する暖かい空気は上部の換気扇で排出できるからです。
また、効率的な換気のためには、外からの空気を取り入れるための給気口の設置も忘れずに。
換気扇でガレージ内の空気を排出しているばっかりでは、換気扇に負担がかかってしまいますし、ガレージ内の気圧の関係で排気効率も落ちてしまいます。
なお、湿度管理のために換気を行うなら、湿度計を用いて湿度を把握するようにしましょう。
湿度に応じて、窓を開ける、換気扇を回す、除湿器や除湿剤を使用するなど適切な対応をとることができます
そのほか、ガレージの湿気対策の具体例などはこちらのコラムでもご紹介していますのでぜひご覧ください。
ガレージの湿気対策は重要!施工前・施工後にできる対策とは
ガレージへ換気扇を設置するのであれば、設計時のタイミングに検討するのがおすすめです。
ガレージの完成後に換気扇を後付けするとなると、コンセントの位置が合わなかったり配線の露出が気になったりする可能性があります。
ガレージの設計時に換気扇も一緒に設計できれば、使いやすく快適な換気扇を設計することができますよ。
ちなみにアメカジ工務店のガレージでは、換気扇の設置が標準仕様となっていますので、換気扇のプランについてもぜひご相談ください。
ガレージで換気扇以外の換気方法もある?
ガレージの換気設備としては、換気扇のほかに、排気ダクトを設置して直接的に換気をする方法があります。
ガレージに入庫した車やバイクのマフラー部分に排気ダクトがくるように配管を設置し、排ガスをダクトで直接吸収・配管を通じて一気に排出。
ガレージ内に放出される排ガスを最小限にすることができますよ。
ガレージに窓がある場合は、こまめに窓を開けることで換気も可能です。
しかし、換気能力や換気効率、そして防犯対策をしながら換気をできるという意味でも換気扇の方がメリットは大きいです。
これからガレージを作るという場合は、ぜひ換気扇の設置を検討してみてください。
ガレージに換気扇は必要! 効果的な換気方法を知ろう
ガレージは密閉空間なので湿気がたまりやすく、湿気対策のためにも換気扇が必要です。
換気にはそのほか、排ガスの排出や真夏に庫内が高熱になるのを防ぐ目的もあります。
特に排ガスは命を落とす危険性もあるため、確実に外へ排出する必要があります。
換気扇の換気効率を良くするには、シャッターや窓の反対側の壁に、上下2カ所換気扇を付けるのがおすすめ。
空気を排出するだけでなく、取り込むための給気口もセットで設置しましょう。
すでにガレージに窓がある場合はこまめな窓の開け閉めで換気も可能ですが、やはり換気扇の方が換気能力は高いです。
窓を閉めたまま換気ができるので防犯性にも優れています。
ガレージに換気扇を後付けすることもできますが、換気効率が良く使いやすい換気扇を設置するにはガレージの設計時に一緒に計画するのがおすすめ。
ガレージを作る際には、ぜひ換気扇の設置についてもご検討ください。
なお、アメカジ工務店のガレージでは、換気扇の設置が標準仕様となっていますよ!
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