ガレージシャッターの種類をご紹介!特徴やメリット・デメリットも確認
2022年3月24日
大河内 琢久哉
札幌
こんにちは!ガレージハウス・土間のある家をご提案するアメカジ工務店 大河内です。
大切な愛車を守るためにも、ガレージにはシャッターをつけることをおすすめします。
そこで今回のコラムでは、さまざまなガレージのシャッターをご紹介!
それぞれのシャッターの特徴やメリット・デメリットを解説しますね。
シャッターを選ぶポイントなどもあわせてお伝えします。
ガレージシャッターは種類が豊富。特徴やメリット・デメリットを知ろう
ガレージのシャッターには、さまざまな種類があります。
シャッター部分の収納方法や開閉方法、素材の種類ごとに、特徴やメリット・デメリットをご紹介します。
※ハウスメーカーや施工会社によって、採用している種類、対応可能な種類が異なることがございます。
シャッター部分の収納方法の種類
ガレージシャッターと聞いてすぐに思い浮かぶのは、シャッターの主構造であるスラット部分をガラガラと上に持ち上げて開けるタイプのシャッターではないでしょうか。
その持ち上げたスラット部分をどのように収納するかは、主に3つの種類に分かれます。
オーバースライダー方式
持ち上げたスラットが天井に沿って収納されるタイプです。
開閉スピードが速く、開け閉めの音が静かなことが特徴。
深夜にシャッターの開け閉めがある場合も、騒音の心配が少ないことがメリットです。
デメリットとしては、スラットが天井に収納されるので、天井に照明などを取り付けることができないこと。
照明は壁面につけることになるので、照明が駐車スペースを圧迫してしまう可能性はありますが、ガレージの大きさや選ぶ照明によっては、特に問題にならないこともあります。
ちなみに、アメカジ工務店のガレージハウスでは、断熱材入りのオーバースライダー方式シャッターを採用しています。
開け閉めの騒音の心配が少ないことに加え、断熱材で外気の影響も小さく抑えることが可能ですよ!
巻き上げ方式
スラットの上部にシャッターを収納するシャッターボックスが付いていて、持ち上げたスラットをくるくると巻いて収納するタイプです。
スラットがガレージ前方上部に設置したシャッターボックスに収納されるので、天井に照明を取り付けることができます。
ただし、オーバースライダー方式より開閉スピードが遅く、開閉の音も大きいのがデメリット。
深夜に車の出し入れをする際は、近所へ迷惑にならないように注意する必要があります。
スイングアップ方式
シャッター部分が1枚扉になっていて、外側に跳ね上げるように開けるタイプです。
シャッターを折り曲げず、天井に沿って収納します。
開閉スピードが速く静かなことが特徴で、透明ガラスや窓、ドア付きなどデザインも豊富です。
デメリットは設置場所を選ぶこと。
シャッター部分が手前にはね上がるため、ガレージの前面にスペースが必要となります。
ガレージの設置場所や周りの状況によっては設置できないケースもあります。
開ける方向の種類
シャッターを開ける方向については、先ほどご紹介した上下に開け閉めする「上下シャッター」と、横にスライドして開け閉めする「横引きシャッター」の2種類があります。
上下シャッターはもっとも一般的なタイプです。
最近のシャッターは軽いものが多いですが、上に持ち上げて開けるため、力が必要なものもあるでしょう。
ガレージでの横引きシャッターはあまり一般的ではありませんが、スラット部分をスライドして開閉するので開閉に力がいらないのがメリットです。
上下シャッターと同じように、スラットを壁に沿って収納するタイプと、シャッターボックスに収納するタイプがあります。
素材の種類
ガレージシャッターに使われる素材は主に4種類。
それぞれの特徴とメリット、デメリットを紹介しますね。
スチール
スチール製のシャッターは強度と柔軟性がありつつ、リーズナブルなことがメリット。
コストパフォーマンスが良いので、導入しやすいです。
デメリットは、経年でサビがでるリスクがあること。
サビ防止の塗装をして定期的に塗り替えるなどのメンテナンスが必要でしょう。
アルミ
アルミ製のシャッターはサビや腐食をしにくく長持ち!
軽い素材なので開け閉めもしやすいのがメリットです。
比較的カラーバリエーションも豊富です。
ただし、ほかの素材と比較して価格が高いことがデメリットです。
ステンレス
ステンレス製のシャッターの特徴は、美しいツヤがあり高級感があること、丈夫でサビや腐食もしにくいことです。
デメリットは、ほかの素材と比較して価格が高い傾向があることや、カラーバリエーションが少ないことが挙げられます。
木
自然の風合いが魅力的な木製シャッターは、デザイン性の高さが魅力。
ほかの素材にはない高級感や、雰囲気を演出できる点がメリットです。
しかし、ほかの素材と比べて、雨風や経年による劣化や腐食が進みやすいというデメリットがあります。
トラブルなく保つには、こまめなメンテナンスが必要となるでしょう。
ガレージシャッターは電動と手動のどちらが良い?
ガレージシャッターの操作方法には、電動方式と手動方式の2種類があります。
電動方式はモーターによってシャッターを開閉します。
スイッチひとつで開閉できるので力もいりませんし、操作音も手動タイプより静か。
リモコンで操作するタイプなら、雨や雪の日に帰ってきたときも一度車から降りてシャッターを開ける手間が不要です。
手動タイプと比べた場合は設置費用が高いことがデメリットで、スタンダードなタイプでも20万円以上の設置費用がかかるのが一般的です。
開口幅やシャッターの素材、そのほかの条件によっては、さらに費用がかかるケースもあります。
一方、手動で開け閉めするタイプはバネの力を使ってスラットを巻き取ります。
電動方式よりもコストは安く、種類や素材にもよりますが設置費用は10万円程度が目安。
できるだけコストを抑えてシャッターを取り付けたいなら、手動方式も検討してみましょう。
ただし、一度車から降りて開け閉めしなくてはいけないのが面倒と感じるかもしれません。
開け閉めの際の「ガラガラガラ」という音も、電動タイプよりは響くものが多いです。
アメカジ工務店では、メリットの多い電動タイプのガレージシャッターを採用しています。
ガレージシャッターを選ぶ際のポイントは?
自分に合ったガレージシャッターを選ぶには、以下のようなポイントを考えてみましょう。
- 家の外観デザインとのバランス
- 予算
- メンテナンスの手間
- 開け閉めの手間
ガレージシャッターを選ぶ際は、もちろん予算も大きな検討材料ですが、外観デザインとのバランスも重要なポイントです。
アメカジ工務店では外観デザインに合わせた、重厚感のある額縁タイプのオーバースライダードアを採用しています。
ガレージシャッターも含めて、おしゃれなトータルコーディネートが可能。
「シャッターの存在が浮いてしまっている…」なんて失敗も防げますよ!
開閉方式は、住宅街に住んでいて早朝や深夜に車の出し入れが多いなら、開け閉め音の少ないオーバースライダー方式や電動タイプがおすすめ。
アメカジ工務店でも採用している「電動タイプ」のシャッターは、開け閉めの手間を少しでも減らしたい方や、小さな子どもがいる家庭にもおすすめです。
ガレージにシャッターをつけるメリットも確認
シャッターのないタイプのガレージもありますが、シャッターを付けるメリットは愛車を守れることです。
人や動物が入り込んでいたずらをしたり、雨風雪などで愛車が汚れたり傷ついたりすることを防げます。
シャッターがないと「ガレージに車がない=不在にしている」ことが丸わかりになってしまい、防犯上もよくありません。
ガレージにシャッターをつけることで、ガレージの中が丸見えになることもなく、スッキリとした印象を与えられるのもメリットです。
アメカジ工務店では、ガレージと家が一体となっている住まい「ガレージハウス」もご提案しています。
こちらもたくさんの魅力がありますよ。
ガレージハウスのメリット・デメリットとは?知っておくべきポイントも
ガレージを採用するならガレージシャッターの種類も知っておこう
ガレージシャッターには、スラットの収納方法や開ける方法、素材、開閉方式などによってさまざまな種類があります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを知っておくことが大切です。
ガレージのシャッターは大切な愛車を守るだけでなく、家と調和しておしゃれな家づくりのための要素にもなります。
予算や開け閉めの手間も考え、どのようなガレージシャッターが適しているか考えましょう。
ハウスメーカーや施工会社によっても採用している方式や素材が異なる可能性がありますので、これ!という希望があれば相談してみてくださいね。
アメカジ工務店では、土間のある家やガレージハウスなど、楽しく暮らす一戸建てをご提案しています。
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