ガレージの湿気対策は重要!施工前・施工後にできる対策とは
2022年1月13日
大河内 琢久哉
札幌
こんにちは!ガレージハウス・土間のある家をご提案するアメカジ工務店 大河内です。
愛車収納や趣味の空間として、ガレージのある生活に憧れる人は多いはず。
ガレージは雨風に強く耐久性や密閉性が高い分、湿気がたまりやすいので注意が必要。
大切な車やバイクの部品がサビたり、保管している道具にカビが生えたりしては大変です。
そんな状態を防ぐためにも、今回のコラムではガレージの湿気対策について、施工前・施工後にできることをご紹介します!
ガレージに湿気がたまりやすい理由を知って、適切な湿気対策を施しましょう。
ガレージに湿気がたまりやすい理由とは?
ガレージに湿気がたまる原因の多くは、ズバリ結露です!
ガレージは住居スペースと違って、断熱対策があまり施されていないケースも。
ガレージの外側と内側の温度差が大きいと結露になりやすく、換気が不十分なら湿気もたまってしまいます。
内装をコンクリート打ちっぱなしで仕上げた場合も、コンクリートは外気の影響を受けやすいため、結露が起こりやすくなります。
大切な車やバイクの状態を保つうえで、ガレージの湿気対策は必要不可欠。
湿気がたまりやすいと、金属の部品がサビてしまう可能性もあります。
ガレージに保管している道具や工具なども「気が付いたらカビが生えていた!」なんてことになりかねません。
ガレージの施工前にできる湿気対策とは?
湿気対策に有効なのは、換気を良くして湿気を含んだ空気を入れ替えること、ガレージの外側と内側で温度差をつくらないことです。
具体的には、換気設備やエアコンの設置を検討しましょう。
通気口を高所と低所の2カ所ずつ設けると、効率的に換気ができます。
換気扇を付ける場合は、外気を取り込む給気口の設置も忘れないでくださいね。
アメカジ工務店では、ガレージの換気扇設置が標準仕様です。
換気扇は後付けも可能ですが、設置したい箇所の近くに電源がなかったり、配線を隠しきれなかったりといったデメリットが発生する可能性も。
事前にハウスメーカーや施工会社に換気扇の設置についても確認しておくと安心ですよ。
住宅に車庫を組み込んだ気密性の高いビルドインガレージなら、エアコンを付けて温度管理をするのも良いでしょう。
住宅と別に建てる独立ガレージの場合は、絶えずエアコンで温度を保つのはあまり現実的とはいえませんが、ビルドインガレージなら、生活スペースと同じように断熱・暖房することも可能です。
ガレージの施工後にできる効果的な湿気対策もチェック
ガレージを作ってから「湿気が気になる!」という方は、送風機やサーキュレ―ターなどを設置してみてはいかがでしょうか。
ガレージ内の空気を動かすことで、空気に含まれる湿気を散らし、結露の発生を防ぎます。
温度差の大きい場所や奥まった場所など、湿気がたまりやすいところはある程度決まっています。
ガレージ内の室温が均一になるよう設置場所を考えてみましょう。
床の湿気対策としては、防水処理を行う方法があります。
床の上にビニールシートと防水石膏ボードを敷き、その上から合板の床材を重ねることで、施工後の床も簡単に防水加工ができます。
コンクリート床なら、防水塗料を塗るのも一つの手です。
天井側に湿気がたまったり、カビが生えたりしている場合は、雨漏りも疑ってみましょう。
雨漏りが原因の場合は、雨漏りしている場所を修理しないと、いくら湿気対策をしてもなかなか改善されません。
雨漏りしている場所を確認し、施工会社やリフォーム業者などへ修理を依頼したうえで、壁や床などの防水処理を行いましょう。
ガレージの湿気対策は換気と温度管理、防水処理が重要!
ガレージに湿気がたまる原因の多くは結露です。
ガレージの湿気対策としては、換気と温度管理で結露を防ぐことがポイントとなります。
換気口や換気扇を設置したり、エアコンで温度管理を行いましょう。
住宅に車庫を組み込んだビルドインガレージなら、エアコンでの温度管理や生活スペースと同じように断熱・暖房することで湿気対策ができます。
ガレージ施工後に湿気が気になる場合は、送風機やサーキュレーターを使って湿気がたまりやすい場所の空気を動かしてみましょう。
外からの湿気が入り込みやすい床や天井への防水処理も忘れずに。
万全な湿気対策でガレージはもちろん、収納する大切なものを守りましょう。
アメカジ工務店では、土間のある家やガレージハウスなど、楽しく暮らす一戸建てをご提案しています。
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