ガレージの掃除方法を解説!便利な掃除用具もご紹介
2021年12月16日
大河内 琢久哉
札幌
こんにちは!ガレージハウス・土間のある家をご提案するアメカジ工務店 大河内です。
車庫としてはもちろん、遊びや趣味のスペースとしても活用できるガレージ。
車が出入りしたり、DIYなどの作業をしたりしてガレージが汚れた場合、また普段のお手入れとして、掃除はどのようにしたらよいでしょうか。
今回のコラムでは、ガレージの掃除方法をご紹介!
汚れの種類によるおすすめの掃除方法や、持っていると便利な掃除道具もお伝えします。
ガレージの掃除方法やポイントを解説!
まずは、ガレージにはどんな汚れがあるのかご説明します。
ガレージは車が出入りするので、車のタイヤについた泥・土・砂・水などで汚れることが多いです。
また、泥や土が乾いた汚れだけでなく、タイヤ跡がこびりついてしまう場合もあります。
他にも、水汚れが原因でシミやカビが発生したり、金属部分の水汚れを放置したままにしておくとサビになったりすることも。
ガレージで車の手入れやメンテナンスをするなら、ガソリンオイルといった油汚れが気になったり、DIYの作業場にするならペンキ汚れなどもつくかもしれません。
ガレージハウスの活用については、「ガレージハウスのメリット・デメリットとは?知っておくべきポイントも」でも詳しくご紹介していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
幅広い使い方ができるガレージだからこそ、汚れやすく、汚れの種類も色々。
ガレージをきれいに保つためにも、自分でできる掃除方法を知っておくと便利ですよ!
ガレージの掃除方法をご紹介
まずは、ガレージの床掃除から始めましょう。
ほうきやちりとりを使って掃き掃除、または掃除機をかけて、ガレージ内のゴミや砂、ホコリなどを取り除きます。
掃除がしやすいように、ガレージ内の荷物を移動しておくと楽ですよ!
つぎに、ガレージの床汚れを落とします。
こびりついた汚れは、水を流してデッキブラシでゴシゴシこすったり、ぬらしたメラミンスポンジでこすって落としましょう。
水だけで落ちない汚れは、洗剤を使って落とします。
ガレージの泥汚れは、油が混ざっている可能性があると酸性の汚れになるため、アルカリ性の洗剤を使うのがおすすめ。
床材がコンクリートの場合は、酸性の洗剤を使うと傷んでしまう可能性があるので、アルカリ性の洗剤を使います。
※コンクリートはアルカリ性のため
アルカリ性の洗剤(洗浄液)は自分で作ることが出来ます!
下記を参考に洗浄液を作り、掃除に使ってみましょう。
- 重曹水:水100mlに対して小さじ1を混ぜる
- セスキ炭酸ソーダ:水500mlに対して小さじ1を混ぜる
- 過酸化ナトリウム:過酸化ナトリウム大さじ2、重曹大さじ2、水大さじ1~2を混ぜてペーストを作る
※アルカリ性が弱い順に紹介しています。
洗浄液の使い方は、こびりついた汚れに洗浄液やペーストをしみ込ませ、ブラシでこすってから水で洗い流します。
頑固な汚れには過酸化ナトリウムの洗浄液を使ってみましょう。
アルカリ性は刺激が強いため、肌に付かないようにゴム手袋をはめて掃除を行ってくださいね。
どうしても落とせない汚れは、やすりで削り取ってしまうという方法もあります。
そのほか、特殊な汚れはこんな方法で落としてみてください。
■サビ
サビ汚れはワイヤーブラシでこすり落とします。
■油汚れ
油汚れ用のクレンザーやエンジンクリーナーを汚れに浸透させ、水で洗い流します。
油汚れはコンクリートにしみ込むと落としにくくなってしまうので、汚れに気づいたらすぐに対処することが重要です。
■ペンキ
専用の剥離剤をペンキ汚れに浸透させ、古布などで拭き取ります。
剥離剤を使う際は、長袖・長ズボン・防護用ゴーグル・マスク・手袋などを着用し、肌に付けたり、吸い込んだりしないように注意してください。
シャッターの掃除方法
ガレージの床だけでなく、シャッターも定期的に掃除をしましょう。
シャッター横のレールの溝(ガイドレール)に汚れやゴミがたまると、シャッターの開け閉めがしづらくなってしまいます。
週に1度はシャッター表面を拭き掃除、半年に1回程度はホースで水をかけてこすり洗いを。
汚れがひどい場合は中性洗剤を含ませたスポンジなどでこすりましょう。
洗ったあと、カビやサビにつながらないよう、水気をしっかり拭き取ってください。
ガイドレールの溝はブラシでこすってゴミや汚れをかき出したあと、シリコンスプレーをかけて滑りをよくしておきましょう。
ガレージの床もシャッターも、本格的な掃除やメンテナンスは、プロの清掃業者へ依頼する方法もあります。
自分では落とせない頑固な汚れがある場合は、業者の利用も検討しましょう。
ガレージ掃除に便利な掃除用具をご紹介
ガレージの床掃除や汚れを落とす際に、ほうきやちりとり、ブラシや雑巾などの掃除用具があれば掃除は可能です。
その他にもガレージ掃除にあると便利な道具や設備をご紹介します。
高圧洗浄機
高圧の水を噴射して、水の勢いで汚れを落とす洗浄機。
「ブラシでこすっても汚れが落ちないけれど、できるだけ洗剤を使いたくない」という方におすすめ。
温水・冷水を切り替えたり、スチームを出したりする機能がある機種も。
軽いタイヤ跡やオイルによる油汚れ、排ガスのススなども楽に洗い流せます。
乾湿両用電気掃除機
砂ぼこりなどの乾いたゴミだけでなく、水汚れや泥汚れなど水分やぬれた汚れもまとめて吸い込める掃除機。
軽量なものも多いですし、ほうきとちりとりでゴミを取り除くよりも簡単で便利です。
ガレージ用に一つ用意しておくと良いかもしれませんね。
ステンレスシンク
ガレージに取り付け式の小型シンクがあれば、掃除に使う水の準備や作業後の洗い物などを室内まで行かずにその場で終わらすことができます。
サビにくく、汚れてもお手入れが簡単なステンレス製品がおすすめです。
これからガレージやガレージハウスの施工を考えているという方は、事前にプランに組み込んでおくとその後のお手入れがグッと楽になりますよ!
ガレージの掃除方法や掃除用具を知って、ガレージをきれいにキープ!
ガレージは、車のタイヤについた泥や土、砂、水などで汚れやすいです。
車庫として以外にも趣味や遊びのスペースとして活用できるので、ぜひしっかり掃除をして使い心地を良くしておきたいもの。
ガレージを掃除する際は、ほうきや掃除機でゴミを取り除き、汚れは水をかけてブラシでこすって落としましょう。
床材がコンクリートの場合、汚れを落とすにはアルカリ性洗剤がおすすめ。
重曹やセスキ炭酸ソーダなどで自分でもアルカリ性の洗浄液を作れることができるので、試してみてくださいね。
ガレージの掃除では高圧洗浄機や乾湿両用電気掃除機などがあると、さらに便利で簡単に掃除ができますよ。
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