スノーボード・スキー板の保管場所には土間がおすすめ!施工事例も
2022年9月16日
大河内 琢久哉
札幌
こんにちは!ガレージハウス・土間のある家をご提案するアメカジ工務店 大河内です。
ウィンタースポーツをする方のお悩みとして多いのが、スノーボードやスキー板の保管場所。
スノーボード・スキー板はサイズが大きいうえ、温度や湿度の変化が激しい場所では傷んでしまう恐れがあるため注意が必要です。
そこで今回は、スノーボード・スキー板の保管場所について。
保管におすすめの場所や土間は保管に向いているのか、保管する前のメンテナンスなどもご紹介します。
スノーボードやスキー板の保管場所にはどんな条件がある?
スノーボードやスキー板を保管する場所はどこでも良いわけではありません。
適した場所に保管することでスノーボード・スキー板の劣化を防ぎ、長く使用することができます。
湿度の低い場所
スノーボード・スキー板の多くはプラスチックと金属でできているため、湿度が高い場所に長期間置いておくと、湿気がたまりカビが発生したり、サビてしまったりなどで傷んでしまいます。
そのため、保管する際は湿度の低い場所がおすすめです。
なお、板を収納するケースは密閉性が高いため、保管時は少し開けた状態で保管しましょう。
温度が一定の場所
直射日光が当たる場所や外気の影響を受けやすい場所など、温度の変化が激しい場所や高温になりやすい場所は、スノーボード・スキー板が傷みますので保管には向いていません。
温度が一定の場所を選んで保管しましょう。
屋内
屋外は直射日光だけでなく、雨風といった天候や湿気などの影響があるので、劣化を防ぐためにも避けた方が良いでしょう。
また、風通しが良い場所は乾燥させるにはちょうど良いのですが、風通しが良すぎると天候や季節によっては湿気の含んだ風に当たってしまい、湿気の影響を受けてしまうことも。
外気がダイレクトに当たらず、湿度が低い屋内に保管するのがおすすめです。
立てた状態で置ける場所
スノーボード・スキー板を保管するうえで重要なのが、側面で立てた状態で保管するということ。
横に寝かせて置くと板の重さが負荷となり、傷む原因になります。
立てた状態で置く際は、倒れないように専用の保管ラックを使用すると良いでしょう。
スノーボードやスキー板の保管に適した場所は?
スノーボードやスキー板を保管する際は、適切な場所で保管することで傷むことなく長く使用できます。
さきほどご紹介したスノーボード・スキー板の保管の条件に合った場所について、詳しく見ていきましょう。
土間
アメカジ工務店がスノーボードやスキー板の保管場所におすすめしているのが土間。
屋内でありながら土足で活動ができる土間は、家の中の暮らしと外の暮らしを緩やかにつないでくれるスペースです。
土間部分の床面はコンクリートやタイルなどでできているため、多少の汚れも気にならず掃除も簡単です。
そのためスノーボードやスキー板など、「部屋の中に持ち込むのは泥や水が落ちて不安」という荷物も安心して収納できます。
床暖房を導入すれば、ブーツなども置いておくだけで乾きやすくなります。
また、広々とした土間があれば、スノーボードやスキー板のメンテナンスも快適に行うことができますよ。
土間は、スノーボードやスキー板のメンテナンス・収納はもちろん、DIYなどの作業場としたり、椅子やテーブルを置いて簡単な応接スペースにしたりと、屋内空間ながらも多目的に使えるという特徴があります。
土間について詳しくは、下記のコラムでもご紹介しています。
土間の使い方は自由自在!便利な活用法や注意点もご紹介
土間とは?メリット・デメリット、知っておきたいポイントもご紹介
クローゼット
部屋の中に収納するなら、太陽の光が直接当たらないクローゼットもおすすめです。
その際はほこりがかからないように、スキーケースや袋などに入れてから収納しましょう。
壁掛け収納
収納する場所がないという場合は、あえて壁に掛けて「魅せる収納」として楽しむのもおすすめです。
突っ張り棒式の収納ラックやレッグシェルフなど、壁面用の収納グッズを使用すれば、簡単に壁に掛けることができますよ。
ただし、地震などによって壁から外れてしまうと大変危険なため、寝室は避けるなど収納場所には気をつけましょう。
物置
外で使用する道具も気兼ねなく収納できる物置。
しかし、物置は風通しが悪く湿度も高くなってしまいやすいので、カビ対策をしっかり行ったうえで収納しましょう。
トランクルーム
オフシーズンに使用することがないスノーボードやスキー板は、トランクルームに保管するという方法もあります。
便利なサービスですが利用料金が発生しますので、料金や期間、セキュリティ面などもしっかりと確認したうえで利用しましょう。
スノーボードやスキー板を保管する前のメンテナンスは?
スノーボードやスキー板を保管・収納する前に、状態をチェックしたうえで、正しいメンテナンスを行う必要があります。
保管・収納前には、次のようなメンテナンスを行いましょう。
汚れを落とす
板には雪に含まれる花粉や黄砂など、さまざまな汚れが付着しています。
ソールに水をかけて汚れを落とし、タオルなどでしっかりと汚れや水分を拭き取りましょう。
さらに汚れ落とし用のリムーバーを使うと、よりきれいに汚れを落とすことができますよ。
ソールにワックスを塗る
古いワックスをスクレイパーやブラシで取った後、ワックスを塗ります。
ワックスを塗ることで、長期保管によるソールの酸化防止につながります。
簡易ワックスや固形ワックスでも問題ありませんが、さらにレベルが高いメンテナンスを行いたい方は、専用道具を使用するホットワックスを行うのもおすすめです。
土間をスノーボードの保管に活用したアメカジ工務店の事例をご紹介!
土足OKである土間は、使い勝手も抜群です。
アメカジ工務店では土間を活用したさまざまな住まいをご提案しています。
【事例】スノーボードとキャンプが共通の趣味!江別市S様邸
アメカジ工務店でお家を建てる前は、2LDKのマンションに住んでいたS様。
趣味であるスノーボードの道具を保管する場所やスノーボードのワックスを落とす場所がないことに困っていたこともあり、土間のある家をご希望されていました。
土間には床暖房を設置し、濡れたスノーボードも置いておくだけで乾くため、気持ちよく過ごせるようになったそうです。
単なる道具の保管場所としてではなく、土間でDIYにも挑戦されているとのこと。
スノーボードのメンテナンス台も手作りするなど、土間が大活躍です。
土間を広くとることで、くつろぎの場所としても活用されているお二人の暮らしについて、詳しくは「趣味が真ん中のライフスタイル。広い土間から広がる楽しい時間。」をぜひご覧ください。
スノーボードの保管場所には土間がおすすめ!
ウィンタースポーツをする方のお悩みとして多いのがスノーボードやスキー板の保管場所。
スノーボード・スキー板はサイズが大きいうえ、温度が一定の場所や湿度が低い場所など適した場所に保管することが必要です。
そうすることで、板の劣化を防いで長く使用することができます。
おすすめは屋内でありながら土足で活動ができる土間での保管。
土間部分の床面はコンクリートやタイルなどでできており、多少の泥や水が落ちても気にならず掃除も簡単にできるため、スノーボードやスキー板の保管におすすめです。
また、広々とした土間があれば、スノーボードやスキー板のメンテナンスも快適に行うことができますよ。
アメカジ工務店では、土間のある家やガレージハウスなど、楽しく暮らす一戸建てをご提案しています。
ご家族で趣味や遊びをとことん楽しめるお家をご検討中なら、ぜひアメカジ工務店にご相談くださいね!