土間収納がいらなかったと感じる理由は?後悔しない作り方をご紹介
2023年7月14日
大河内 琢久哉
札幌
こんにちは!ガレージハウス・土間のある家をご提案するアメカジ工務店 大河内です。
新築で土間収納をつくったけど「土間収納はいらなかった…」と後悔している人も少なくありません。
そんな話を聞くと「土間収納をつくりたいけど失敗したら困るかな…」と、迷ってしまいますよね。
そこで今回は、「土間収納をつくったけれどいらなかった」という意見で多く聞かれる理由をご紹介します。
どんな理由があるのか知り、自分のケースに当てはまる可能性があるのか考えてみましょう。
また、後悔しない土間収納をつくるポイントもご紹介しますので、あわせて参考にしてください。
そもそも土間収納とは?
土間収納とは、玄関に設置される収納の一つで、土足で入れるようになっているスペース。
床は、玄関の土足部分と同じく、コンクリートやタイルなどで仕上げていることが多いです。
玄関に大きな収納があることで、玄関周りをすっきりさせることができます。
また、土足で出入りでき床が汚れても掃除がしやすいので、自転車やベビーカー、アウトドア用品、スポーツ用品といった外で使うものを収納するのにも最適です。
玄関と居室をつなげるウォークスルーの間取りにして、コートや靴、バッグなど外出用品の収納場所にすれば、外出時の身支度・帰宅時の片付けも土間収納で完結でき、動線がシンプルで便利に!
「土間収納がいらなかった!」といわれる理由4つ!
多様な使い方ができると人気の土間収納ですが、実際に設置した人の中には「土間収納はいらなかった…」という声もあるようです。
土間収納がいらなかったと言われる主な理由を4点ご紹介します。
【1】活用していない
土間収納をつくったものの思ったより活用できず、「なくても良かった」と感じるケースです。
広さが足りずに大きな物を収納できない、逆にあれもこれもと詰め込み過ぎて整理ができないなどの声があります。
また、「外の物置で十分だったので、わざわざスペースと費用をかけて土間収納をつくらなくても良かった」という声も。
【2】リビングや玄関が狭くなる
土間収納のスペースを確保した分、玄関やリビングが狭くなり、かえって生活しづらいと感じているケースも多いようです。
土間収納を思ったよりも活用できていないならなおさら、使わない収納にスペースを割くよりも玄関やリビングを広くしたほうが良かったと感じてしまうでしょう。
【3】玄関が汚れやすい
自転車やベビーカーなど、外で使うものを収納しやすい土間収納。
しかし、屋外で使うものは泥や土、砂、水などで汚れていることも多いもの。
玄関を経由して土間収納に運ぶ際に、玄関が汚れてしまうことも多いようです。
土間収納や玄関は床がタイルやコンクリートで掃除しやすいとはいえ、掃除の頻度が上がってしまうのは大変です。
【4】土間収納にカビが生える
汚れや水気があるものを土間収納に収納すると、湿気がこもってカビの原因になってしまいます!
収納しているものにカビが生えて傷んでしまったり、嫌なにおいが玄関に出てきてしまったりすることも。
後悔しない土間収納のポイントをご紹介!
「土間収納はいらなかった」とならないためにも、活用できる土間収納にしたいですよね。
そのためには、まず何を収納するのか具体的に考えて広さを決めることをおすすめします。
土間に収納するのは、基本的には「よく使うもの」が良いでしょう。
代表的なのは、ベビーカーや部活動の道具、自転車などです。
最近では、水や洗剤などの日用品を収納するパントリーとして使われる方も。
パントリーとして土間を活用する事例については「家事動線の良い玄関・パントリー・キッチンの間取りは?土間もおすすめ」でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
そのほか、「普段はあまり使わないが、家の中や物置には置けないもの」も土間収納向きです。
キャンプ用品や釣り道具など、汚れが気になるけど湿度が高い場所には置けないものは、物置より土間収納がおすすめです。
ただし、収納は広ければ広いほど良いかというとそうとは限りません。
ほかのスペースを圧迫してしまい、中も乱雑になって出し入れもしにくいということも。
また、土間収納はあくまでも家の一部なので、物置に比べると設置するのに費用がかかります。
収納したい物によっては物置でも良かったということもありますので、予算も含めて検討を。
土間収納は、1〜2畳程度の広さがあれば十分活用できるといわれています。
収納するものによって必要な棚の幅や奥行きも異なり、ライフスタイルやライフステージによっても変化していくものなので、可動式の棚など変更できるものを設置するのが良いでしょう。
また、土間収納にドアを付ける場合は開いたドアがジャマにならないよう、引き戸がおすすめです。
ロールカーテンなどで必要に応じて目隠しをする形もあります。
そのほか、照明やコンセントなどを設置することで、使い勝手の良い土間にできますよ。
換気扇も設置すれば、湿気がこもりやすい土間の換気対策ができます。
土間収納の広さや設備については「土間収納の広さはどのくらいが良い? 土間収納を作る際のポイントも確認」でも詳しくご紹介しています。
また、「土間収納とは?おすすめの間取りやポイントを紹介!」では土間収納の具体的な間取りや活用例をご紹介!
アメカジ工務店で施工した実例も紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
「土間収納がいらなかった」と後悔しないようポイントを押さえよう
土間収納とは、玄関に設置される土足で入れる収納スペース。
床が汚れても掃除しやすいので、外で使うものや大きな物を収納しやすいです。
土間収納は人気の収納プランの一つですが、「土間収納をつくったけれどいらなかった」という声があるのも事実。
思っていたより活用していない、玄関やリビングが狭くなってしまったという意見のほか、玄関が汚れやすい、カビが生えやすいといった理由も耳にします。
しっかり活用できる土間収納にするためには、何を収納するのか具体的に考えることが大切。
収納物に合わせた広さを確保しつつ、ほかのスペースを圧迫しないサイズを検討しましょう。
収納棚も収納物に合っているほうが使いやすいので、幅を変更できる可動式の棚がおすすめです。
アメカジ工務店でもたくさんの土間収納の施工事例がありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
アメカジ工務店では、土間のある家やガレージハウスなど、楽しく暮らす一戸建てをご提案しています。
ガレージハウスの施工事例も豊富にご用意していますよ。
ご家族で趣味や遊びをとことん楽しめるお家をご検討中なら、ぜひアメカジ工務店にご相談くださいね!